協議会による再生が困難と分かった場合にも、相談企業や保証人は、「円滑な廃業」や「経営者・保証人の再スタート」に向けて、各種のアドバイスや代理人弁護士の紹介を受けられます(再チャレンジ支援)。

本支援では、協議会が、収益力の改善や事業再生等が極めて困難な事業者様に、再チャレンジに向けた支援を実施します。

• 収益力の改善や事業再生を達成することが困難で、悩みを抱えている方

• 廃業、そして再チャレンジを検討されている方

• 再チャレンジに向け、何から始めればよいかわからず悩みを抱えている方

※協議会では融資のあっせんはしていません。

本支援は、収益力の改善や事業再生等が極めて困難な事業者様や保証債務に悩む経営者等を対象に、弁護士等の外部専門家を紹介するものです。また、外部専門家による「中小企業の事業再生等に関するガイドライン」等を活用した円滑な廃業に向けての活動に対し、サポートを実施します。

「円滑な廃業」、そして「経営者等の再スタート」に向けた支援は、次のような効果を目指しています。

• 中小企業の従業員等が円滑に転職できる機会が確保されていること

• 経営者等にとって当該地域において再度事業を行う等の再スタートが容易であること

• 当該中小企業の取引先の連鎖倒産を回避することができること

• 仮に、中小企業が法的整理に至ったとしても、円滑な廃業を目指したことによって、法的整理手続を活用しながら事業譲渡等により事業及び雇用を維持できる可能性が高まること

再チャレンジ支援を実施することで、地域の資産である中小企業の経営者や従業員等が再チャレンジできる環境を構築することを目指しています。